PRP療法のPRPは「PlateletRichPlasma」の略で多血小板血漿のことを指します。治療方法からPRP皮膚再生療法や、自己多血小板血漿とも呼ばれています。この多血小板は体内の血液に存在するものであり止血や血管や細胞を直すといった働きがあり、身体を維持していくために必要なものです。
このためPRP療法では自己の血液から抽出した血小板を多く含んだ多血小板血漿を皮膚に注入することで再生と若返りを図るというものです。メリットとしては自己の血液から採取されたものであるためアレルギー反応などがないということで、そのため失敗のリスクが低いといったことがあります。また注入された多血小板血漿には成長因子が多く含まれているため皮膚細胞の活性化が行われますし、皮膚のコラーゲンの量が増えることで肌にハリを取り戻すといったことが期待できます。また内側からの変化であるため、ゆっくりと変化するため自然とアンチエイジングの効果を得ることができます。
身体に与えるダメージが少ない
PRP療法のメリットは、自己の血液を原料にして多血小板血漿を気になる場所に注入するというものであるため、身体に与えるダメージが少なく、ダウンタイムも1週間程度と短めです。また他の治療法よりも高い効果が期待できるといったことがあります。
一方でPRP療法のデメリットとしては、対応している美容クリニックがまだ少ないということがあり、ヒアルロン酸注射やコラーゲン注入などに比べると費用が高めです。効果に関しては、ゆっくりと作用するため最低でも1ヶ月から2ヶ月程度は掛かることになりますし、人によっては思ったような効果が得られない可能性もあります。
1回の注入で効果が持続するのは1年から3年とされていますが、多血小板血漿の抽出方法がクリニックによって異なるため変わってくるため注意が必要です。なお、費用は注入する部位や量、クリニックによって大きく変わってきますが、一般的には1ヶ所あたり20万円から40万円が目安とされています。
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