新しい自分になれる、スペクトラの効果

美容皮膚科では、患者にレーザーを照射してシミやそばかすの除去を行う治療が一般的に行われていますが、30代から40代にかけて額や頬にできやすくなる肝斑に対しては、レーザーを照射するとかえってシミが酷くなり、逆効果となってしまう可能性があったためほとんど用いられることがありませんでした。しかし近年、アメリカの厚生労働省にあたるFDA(食品医薬品局)から肝斑治療に適応すると認定を受けたレーザー治療器が発売され、日本の美容皮膚科でも一部で導入されています。この最新鋭のレーザー治療器が「スペクトラ」と呼ばれるものです。
スペクトラでは1台でショートパルスとロングパルスの両方の波長を選択できるようになっており、従来のレーザー治療器と比較して様々な皮膚の治療に対応可能なのが大きな特徴です。また、従来の製品よりも波形が均一になりやすくなっているため、効果のムラが少なく、安定して高い治療効果を出すことができます。
新しい自分になれる、スペクトラの効果

回数がかさみやすい

スペクトラが、シミやそばかす、タトゥー除去、炎症性のニキビなどといった従来のレーザー治療器の効果だけでなく、肝斑の治療にも効果がある理由は、スペクトラを使用することでルートロトーニング治療ができるためです。
ルートロトーニング治療では、シミやそばかすなどの治療で用いる場合より低い出力で、なおかつ時間を可能な限り短くレーザーの照射を行います。これにより、メラニン生成のもとになる細胞であるメラノサイトへの刺激を極力抑えながら、肝斑が生成される原因となっているメラニンだけを除去することができます。肝斑を完全に除去するためには10回前後は施術を受けなければなりませんが、麻酔が不要で、1回あたりの治療時間も数分程度であり、施術終了後のダウンタイムも短時間で済むため、身体にかかる負担は少ないです。
ただし、スペクトラによる治療が成功するには、医師がシミと肝斑を正しく見分けた上で、正しい出力でレーザーを照射する必要があります。判別に失敗するとレーザー照射の効果がほとんどなく、かえって色素沈着が悪化してしまうことがあります。

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