リファームSTは手術せずにリフトアップが図れる光治療器の一種です。顔の引き締めや小じわ・たるみ・ほうれい線の改善に利用されています。リファームSTの特徴は、赤外線と高周波の2種類のエネルギーを同時に照射することです。この相乗効果で、皮膚の深部にまで熱を行き渡らせることができます。高周波が真皮層のコラーゲンを収縮させるため、引き締め効果は即時に現れるとされています。また縮んだコラーゲンを再生させようとして、真皮の線維芽細胞が活性化するので、自然に肌のハリが戻ってきます。何回か繰り返して治療を受けることで、アンチエイジングにも効果を期待できます。
赤外線には高周波の浸透をサポートする作用があり、従来の光治療器よりも小さなダメージで、効率的に治療できると言われています。しかし加熱して真皮の一部を収縮させるという原理は同じなので、軽い火傷と同じように赤く火照ったり、なかなか腫れが引かなかったりするリスクがあります。
様々なケースに対応できる医師を
基本的にリファームSTにはダウンタイムはなく、施術したその日から洗顔やメイクも可能です。しかし赤みや痛みが残るケースもあり、腫れが出た場合には冷やすなどの対応が必要です。また施術後しばらくは紫外線を避け、保湿に気を配ることが大切です。熱でダメージを受けた肌は敏感になっており、強い刺激を与えると色素沈着を起こすことがあります。
リファームSTは手術を伴わないので、リスクは比較的小さいと考えられます。ただし本当に効果を実感するには、ある程度継続して治療を受ける必要があります。短期間では満足できる仕上がりにならなかったり、左右非対称になったりする恐れがあります。必要な治療期間や回数および費用については、事前に確認しておくと良いでしょう。また他の治療法と併用するという選択肢もあります。こうしたことも含めて、さまざまな治療法や医療機器に詳しいクリニックで、しっかりとカウンセリングを受けるのがお勧めです。

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