CO2フラクショナルレーザーは炭酸ガスCO2のレーザーを点状に照射する事により、その肌修復であらゆる美容効果が得られるレーザー治療器です。CO2レーザーは他の色に反応するレーザー光と異なり水に反応しやすい特徴をもっています。
CO2レーザーを皮膚に照射すると、皮膚組織内の水分に反応して吸収され熱エネルギーに変わり皮膚組織の一部を気化、蒸散させ出血のない患部組織の除去を行います。この時周辺の血管は、熱凝固作用で固まってしまうため出血はありません。
高いレベルのCO2レーザーは効果が大きくてもリスクが高いため限定した使用のみでした。しかし新技術のフラクショナル・テクノロジーがエネルギーをコントロールできるようになり、ミクロ状の照射が組織にダメージを与えず痛みも最小限に抑えられるようになりました。そのためCO2フラクショナルレーザーのダウンタイムは短くて、半日~2日ほど腫れや赤みがでますが内出血などはありません?
CO2フラクショナルレーザーにおけるダウンタイム
CO2フラクショナルレーザーは、肌再生を行い成長因子を浸透させる最先端アンチエイジング治療器です。ほくろ、いぼなど盛り上がっているシミには特に効果が高く、ニキビ跡は肌深部の原因部分までレーザーが届くようになりました。このように浅く広いものから深い部分まで幅広く肌トラブルを、総合的に改善する治療器です。
ミクロ状に効率良く照射しても一回の施術では肌の30%~50%程度の入れ替えが可能なため、月に一回の施術で四回で1クールになっています。ケロイド体質や出血性疾患のある方は、医師の判断で施術を受けられない場合があります。
CO2フラクショナルレーザーのダウンタイムは照射出力によって違いますが、だいたい2日ほどで腫れ、赤みが引いていきます。出力レベルの高い場合は一週間ほど続くこともあります。内出血はほとんどありませんが、赤いカサブタがでますが一週間ほどで消えていきます。弾かれるような痛みがあり後日もヒリヒリ感の続く場合は、処方される外用薬で軽減されます。またシャンプー、洗顔、メイクは当日はできませんが、翌日は可能です。
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